銅像ハンターtaguttiの銅像ハンティング記

銅像好きがこじれてよじれて20年以上。日本中の銅像ハンティングは続きます…

高知県編 その1

 

 〇坂本龍馬  (1836<天保6>~1867<慶応3>)

 江戸時代末期の志士、土佐藩郷士

 

坂本龍馬像1>

場所:高知市浦戸 桂浜公園内

竣工:1928(昭和3)年。1983(昭和58)年台座改修。1998(平成10)年銅像改修。

像高:5m30㎝(台座を含めると13m40㎝)

作者:本山白雲

撮影時:2001年2月10日

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説明:初めて銅像を意識して撮ったもの。この時現地では、『龍馬の目線で太平洋を見よう!』ということで、龍馬像の向かって右わきに櫓が組んであって、写真のように目線の高さで銅像を拝むことができた。調べてみると、現在は11月15日の龍馬の誕生日から約2か月はこの櫓が建ち、「龍馬に大接近」できるらしい。このときは、ほかに市内で「龍馬生誕地の電話ボックス」上に立つ龍馬像を撮っている。

この銅像の建設者は「高知県青年」となっているが、実は入交好保さんら4人の大学生だった。龍馬に心服した一介の学生の彼らが、秩父宮田中光顕(土佐藩出身で龍馬らの仲間だった)らからも寄付を募り、除幕式の際には軍艦「浜風」が投錨し、時の総理大臣田中義一も出席したそうだ。そのためか太平洋戦争時の金属供出も免れ(日本海軍の創始者という理由で)、現在もこの地で太平洋を見つめている。

またこの銅像の元は、長崎の上野彦馬写真館で1865(慶応元)年~1867(慶応3)年に撮られた写真。

※下の写真は、2012年1月7日に撮影したもの。

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 私の回った高知県内の坂本龍馬像の場所を地図上にポイントしておく。ポイントをクリックするとその時の写真が見られます。