〇お軽
『仮名手本忠臣蔵』の登場人物。塩谷判官の腰元で、早野勘平の妻。『忠臣蔵』の本筋とは別に、「お軽勘平」で有名。話は複雑なので割愛するが、お軽は実在したわけではないが、その名は、大石内蔵助が京都山科で抱えていた妾の名前らしい。
<お軽>
竣工:2000年
像高:
作者:
撮影時:2012年4月29日
説明:長浜市で毎年4月9日~17日に行われる、長濱八幡宮の祭礼で出される「曳山」(祭に出される山車)を展示する「曳山博物館」(2000年開館)の外周にいる。曳山の多くは、江戸時代に作られた。この曳山では、子供歌舞伎が演じらる。像はいずれも子供歌舞伎なので、顔が幼い感じである。
毎年公演される芝居は違うが、この『仮名手本忠臣蔵』の第7段、「祇園一力茶屋の場」は、よく演じられるらしい。手に持つのは鏡ではなく、団扇である。
略。ここでは実在ではなく、『勧進帳』に登場する武蔵坊弁慶のこと。
<武蔵坊弁慶>
竣工:2000年
像高:
作者:
撮影時:2012年4月29日
説明:長濱曳山祭りの『勧進帳』に登場する子供歌舞伎の芝居の登場人物。金剛杖を持つので、義経を打擲するシーンであろう。
〇静御前
略。ここでは実在ではなく、『義経千本桜』に登場する静御前のこと。山車「春日山」でよく演じられた。
<静御前>
竣工:2000年
像高:
作者:
撮影時:2012年4月29日
説明:これは「道行初音旅」の場面か?
〇熊谷直実
略。ここでは実在ではなく、『一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』の登場人物のこと。
<熊谷直実>
竣工:2000年
像高:
作者:
撮影時:2012年4月29日
説明:いろいろな場面があるが、像は「熊谷陣屋」の場面。曳山博物館の前にあるこの4体の像は、長浜ライオンズクラブが40周年記念に立てたものである。
マンガ『北斗の拳』に登場する主人公のキャラクター。一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の第64代伝承者。かつての恋人ユリアを奪われ、それを奪い返すために闘いの旅をする。
<ケンシロウ>
場所:海洋堂ミュージアム黒壁龍遊館:(滋賀県長浜市元浜町13-31)
竣工:
像高:
作者:
撮影時:2012年4月29日
説明:全身像は、入り口向かって左側にあり、入館する必要はない。これはFRP
像であろう。胸像は館内にあり、入館料は1000円(現在はプレゼントフィギュア付きだそうだが、当時はあったかな?)。これもFRP像であろう。ただ最近の画像を見ると、全身像も館内に入り、ユリア、ラオウ(黒王号にまたがる)の3体セットになっているようだ。
スペインの作家、ミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』の主人公。騎士道小説の詠みすぎで、現実と物語の区別がつかなくなった郷士「アロンソ・キハーノ」が、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と名乗って冒険に出かける物語。
<ドン・キホーテ>
場所:海洋堂ミュージアム黒壁龍遊館:(滋賀県長浜市元浜町13-31)
竣工:
像高:
作者:
撮影時:2012年4月29日
説明:ここを運営する㈱海洋堂は、フィギュアの造形企画制作、販売をおこなう会社だが、食玩の大ヒットで大きくなったが、それに阿らず、精巧な造形のフィギュアをカプセルトーイとして販売したり、「ドン・キホーテ」のように戦っている、と社長の宮脇修一が述べており、会社の象徴らしい。