銅像ハンターtaguttiの銅像ハンティング記

銅像好きがこじれてよじれて20年以上。日本中の銅像ハンティングは続きます…

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥取県編 その18

〇うわん…江戸時代の佐脇嵩之『百怪図巻』や鳥山石燕の『画図百鬼夜行』などに載る妖怪。鉄漿をつけた妖怪で、両手を振り上げている。いずれの本でも絵のみで説明がないところから正体は不明。熊本や鹿児島でお化けのことを「ワンワン」「ワン」ということか…

鳥取県編 その17

〇木の葉天狗…江戸時代の文献などに多く見られる天狗の一種。境鳥とも呼ばれる。人と同じような顔と手足を持つが、嘴、翼、尾羽を持つという。カラス天狗の一種とも見なされている。 〇雨降り小僧…鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』に載り、江戸時代の黄表紙にも…

鳥取県編 その16

〇夜行さん(やぎょうさん)…阿波国(徳島県)に伝わる妖怪。大晦日・節分・庚申の日・夜行日(陰陽道による物忌みの日)に現れ、首切り馬(首のない馬の妖怪)に乗って徘徊する鬼の仲間。遭遇した人は投げ飛ばされたり、馬の脚で蹴飛ばされたりしてしまう。…

鳥取県編 その15

〇姑獲鳥(うぶめ)…「産女」。「憂婦女鳥」とも書く。死んだ妊婦をそのまま埋葬するとなる妖怪。鳥と重ねられるのは、中国に、夜に飛行して幼児を害する怪鳥がいて、他人の子どもを奪って自分の子にする習性があり、毛を着ると鳥に変身し、毛を脱ぐと女性の…

鳥取県編 その14

明けましておめでとうございます。拙い文ですが、本年もよろしくお願いいたします。 〇がしゃどくろ(餓者髑髏)…戦死者や野垂れ死にしたものなど、埋葬されなかった死者の骸骨や怨念が集まってできた巨大な骸骨。夜中にガチガチと音を立ててさまよい歩き、…