〇タイルマン
マンガ・アニメ『キン肉マン』に出てくる正義超人。出身はフランス。年齢は16歳。超人強度は20万パワーで、必殺技は、タイルアタック、タイルクラッシュ。
<タイルマン像>
場所:JR多治見駅北口志野ビル(岐阜県多治見市音羽町2-79-6)
竣工:2017年 3月
像高:2.25㍍(実物大とのこと)
作者:
撮影時:2023年3月27日
説明:焼き物・タイル産業が盛んな多治見市のPRのためにと、地元有志(「タイルマンを造る会」)がこれを制作し、完成式典には『キン肉マン』の原作者、嶋田隆司も参列した。虎渓窯で焼いたタイル100枚以上でできている(なので銅像ではなくタイル像)。2019年に現在地に移設されたが、これは多治見駅南口の再開発によるもので、再開発終了後は、駅南口に戻る予定(時期は未定)。
〇金子義一 (?~?)
政治家。多治見市の第3代市長(2期)。
<金子義一像>
場所:古虎溪公園(岐阜県多治見市市之倉町13-40)
竣工:1964年3月
像高:
作者: 野田益?
撮影時:2023年3月27日
説明:古虎渓公園は、土岐川と市之倉川の合流地点にあるのだが、谷間の寂しいところで、道路の反対側には川沿いにパチンコ屋がある。階段を上がった上のけっこう高いところにある胸像である。
〇土田御前 (?~1594)
戦国期の女性。織田信長の父、信秀の後妻。信長、信勝などを産んだ。実名は不詳。別称は花屋夫人。土田政久の娘とされるが詳らかではない。
<土田御前像>
竣工:2017年4月
像高:
作者: 中村晋也か?
撮影時:2023年3月27日
説明:土田御前の出身は謎で、土田政久の娘なら、「どた」と読む。その場合、この地が生地となる。一方、尾張清洲の土田出身なら「つちだ」となるらしい。なお信長が生まれたのは、勝幡城(愛知県愛西市から稲沢市にまたがる)であると言うことで、名鉄の勝幡駅の前にも、土田御前と織田信秀、信長(赤ちゃん)の像がある。
〇坪内逍遙 (1859~1935)
明治期から大正期の小説家、評論家、翻訳家、劇作家。美濃国加茂郡太田宿(現岐阜県美濃加茂市)生まれ。東京大学卒業後、東京専門学校(早稲田大学)講師から教授。その間に評論『小説神髄』、小説『当世書生気質』、戯曲『桐一葉』などを書く。
<坪内逍遙像>
竣工:1991年10月
像高:
作者:田畑功
撮影時:2023年3月27日
説明:この地に像が立ったのは、逍遙の生誕130年、美濃加茂ライオンズクラブ創立30周年の記念である。ネットを見ていたら、この像が2016年頃ポロシャツを着ていたのだが盗まれた、と言う記事を見つけた。着せる方も着せる方だが、盗む方もなんだかなぁ、である。逍遥像は、ほかに早稲田大学演劇博物館前にある。