①鹿児島中央駅の「若き薩摩の群像」に藩外の2人を追加
JR鹿児島中央駅前の幕末の薩摩藩英国使節団の記念碑「若き薩摩の群像」には、実際には使節団に加わりながら、薩摩藩出身ではないという理由で、長崎出身の堀孝之と、土佐(高知)出身の高見弥一が作られていなかった。しかし「排他的」と思われたくない、との理由もあり、実際に派遣された19人を記念碑の群像に加えることとなった。作者の中村信也氏が2体を新たに制作し、9月末に除幕式をおこなう予定だという。
②高円宮憲仁像が立てられた
日本サッカー協会は、千葉市美浜区に完成したサッカーのトレーニング施設「高円宮記念JFA夢フィールド」のエントランスホールに、高円宮の座像を作り、9月10日除幕式がおこなわれた。現在施設は、コロナの影響で入場を制限している。
③杉山和一像が作られた
神奈川県藤沢市の江島神社に、江戸時代の鍼灸師杉山和一検校の座像が設置され、9月4日にお披露目された。江の島は、杉山和一が修行をした場所。また墓所もある。像は、杉山検校の福石の脇にある。
④自民党の官房長官、菅義偉氏の「立像」が、出身の秋田県湯沢市に立てられる?
安倍晋三首相が病気で首相の座を降りて、後継者の総裁選が始まった。そうした中、有力候補の菅義偉官房長官の出身地、秋田県湯沢市では、胸像を立てるべく計画が進んでいた。しかしここに来て首相の目が有力になると、「立像」への計画変更の話が地元紙にも報じられた。仕えていた安倍首相の像も立ってないのに、本当に立てていいの?と思うのだが…?