〇水迫邦男 (?~)
実業家。㈱財宝を起こした(現会長)。
<水迫邦男像>
竣工:
像高:
作者:熊谷友児
撮影時:2020年3月20日
説明:㈱財宝は、ミネラルウォーター、清涼飲料水、酒類の製造販売の会社。氏はこの会社の創設者。「財宝薩摩明治村」は、社の垂水工場の側に作られた宿泊施設で、像はそこの展望台に立っている。写真のように背景に桜島が入る絶景の地である。
〇林芙美子 (1903~1951)
作家。山口県下関市(本人説)生まれ。さまざまな職業を経験したのち、『放浪記』がベストセラーとなり、作家となった。戦争中は従軍報道などを、戦後は新聞小説で成功を収めた。
<林芙美子像>
場所:古里公園林芙美子文学碑(鹿児島県鹿児島市古里町1078)
竣工:1990年3月
像高:
作者:楠元香代子
撮影時:2020年3月20日
説明:2体あり、桜島の南側の古里町にある。座っている像(桜島に住んだ幼少の頃)が一段下に、立っている像(本を片手に立つ姿)が、文学碑(「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」と刻まれたもの)の脇に立つ。芙美子の複雑な生い立ちで、実父は福岡県の門司生まれであるが、私生児だったため母方の叔父の戸籍に入り(そのため出生地は鹿児島県鹿児島市となる)、11歳ごろには一時この地(母親の実家)にいたらしい。
〇長渕剛 (1956~)
歌手、シンガーソングライター、俳優。鹿児島県日置郡伊集院町(現鹿児島県日置市)生まれ。大学入学頃から歌い始め、『巡恋歌』で本格的に活動を始める。『順子』でトップシンガー入りを果たし、『とんぼ』などのドラマに主演し、カリスマ的な人気を博すようになった。
<長渕剛像>
竣工:2006年3月
像高:(約50t)
作者:大成浩
撮影時:2020年3月20日
説明:「叫びの肖像」の作品名。ここは長渕剛が、2004年8月に桜島でオールナイトコンサートを開催した跡地で、この像はその記念に桜島の溶岩で作ったモニュメントである。
〇松下兼知 (1905~1989)
医師。福山病院初代院長、社会福祉法人たちばな会初代理事長。鹿児島県姶良郡福山町(現鹿児島県霧島市)生まれ。長崎医大の精神科助教授時代の1945年8月に原爆に遭い、その後故郷に病院を開設した。一方で幼少期から絵画への造詣が深く、美術作品を集め、また自らも作品を描いたものを、1983年「松下美術館」として開設した。
<松下兼知像>
竣工:1990年6月
像高:
作者:中村晋也
撮影時:2020年3月20日
説明:美術館の入り口に立つ。美術館は、福山病院やグループホームなどある医療法人施設群の、真ん中奥の方にある。
〇谷口義一 (~2019)
政治家。国分市議会議員(5期)、国分市長(6期)を務め、地域を発展させた。
<谷口義一像>
竣工:2004年7月
像高:
作者:喜多敏勝(四津井工房)
撮影時:2020年3月20日
説明:霧島市役所前の公園(駐車場?)に立つ2体の胸像の内の1体。市役所の方を向いて立つ方の像である(写真ではもう1体が右奥に写っている)。国分市は2005年に、溝辺町、横川町、牧園町、霧島町、隼人町、福山町と合併して霧島市となった。