銅像ハンターtaguttiの銅像ハンティング記

銅像好きがこじれてよじれて20年以上。日本中の銅像ハンティングは続きます…

岐阜県編   その16

〇山田省三郎 (1843~1916)

 政治家。美濃国稲葉郡佐波村(現岐阜県岐阜市)生まれ。岐阜県議会議員から衆議院議員(3期)。木曽三川木曽川揖斐川長良川)の分流工事に尽力した。「濃州治水狂」と呼ばれた。

<山田省三郎像>

場所:四ッ屋公園(岐阜県岐阜市四屋町39)

竣工: 1957年(1929年11月に立てられた銅像は金属供出)

像高: (当初像は2メートル余り)

作者:

撮影時:2023年3月28日

説明:現在の像は、コンクリート像である。

 

〇松尾国松 (1874~1958)

 官僚、政治家。貴族院議員。長く岐阜市長を務めた(1925~1946)。上下水道の整備、岐阜市民病院の解説などをおこなう。

<松尾国松像>

場所:美江寺公園(岐阜県岐阜市今小町20)

竣工: 1959年

像高:

作者:

撮影時:2023年3月28日

説明:美江寺公園は、岐阜市役所のすぐ東側。像は公園の東の端に立つ。

 

織田信長 

  略

織田信長像>

場所:JR岐阜駅北口(岐阜県岐阜市橋本町1-100)

竣工:2009年9月

像高:

作者:田畑功

撮影時:2023年3月28日

説明:右手に火縄銃、左手に西洋兜を持った姿である。なお、岐阜市役所の1Fには、市内の岩田時計舗が、120万円で黄金の信長像を寄贈し、展示されている。また、大垣市のソフトピアジャパンセンター(岐阜県大垣市加賀野4-1-7)の館内にも黄金の信長像がある。

 

空海 (774~835)

 平安時代の僧侶。諡号弘法大師真言宗の開祖。俗名は佐伯眞魚。

空海像>

場所:乙津寺(岐阜県岐阜市鏡島中2-8-1)

竣工:2021年11月

像高:

作者:

撮影時:2023年3月28日

説明:乙津寺(おっしんじ)は、813年に空海が乙津島に着くと、秘法を尽くしてこの地を美田の地に変えたため、「鏡島」と呼ばれるようになり、現在は地域の人から「鏡島弘法」と親しまれているそうである。

 

〇武藤嘉門 (1870~1963)

 政治家、実業家。岐阜県山県郡千疋村(現岐阜県関市)生まれ。家業の酒造業(「菊川」)の経営のほか、地方新聞社の社長などをし、1918年から衆議院議員(3期)。戦後岐阜県知事になり(3期)、県政の発展に寄与した。退任時の年齢は88歳で、歴代最高年齢である。

<武藤嘉門像>

場所:岐阜県庁前広場(岐阜県岐阜市薮田南1-7-8)

竣工:1955年 1月

像高:

作者: 柴田佳石

撮影時:2023年3月28日

説明:柴田佳石は、慶応大学三田キャンパスの福澤諭吉像などを作っている。

 

オグリキャップ  (1985~2010)

 競走馬。種牡馬。1987年に岐阜県地方競馬笠松競馬場でデビュー。8連勝、12戦10勝を記録し、1988年に中央競馬に移籍、重賞12勝(うちGⅠ4勝)

を記録した。中央競馬時代は、スーパークリークイナリワンと「平成三強」と称され、武豊騎手の活躍を中心とした「第二次競馬ブーム」の立役者となった。2007年種牡馬を引退、2010年7月に右後ろ脛骨を骨折して、安楽死となった。

オグリキャップ像>

場所:笠松競馬場岐阜県羽島郡笠松町若葉町12)

竣工:1992年3月

像高: 220㎝

作者:神戸峰男(黒谷美術)

撮影時:2023年3月28日

説明:JRA顕彰馬として、東京競馬場JRA競馬博物館内には小さなブロンズ像があり、北海道新冠町の「優駿メモリアルパーク」(北海道新冠郡新冠町朝日276-3)にもホワイトブロンズ像がある(2011年)。