銅像ハンターtaguttiの銅像ハンティング記

銅像好きがこじれてよじれて20年以上。日本中の銅像ハンティングは続きます…

茨城県編    その1

茨城県をはじめます。何回か訪問していますが、郷土が広いので、もう少し回る必要があるかもしれません。では…

 

長久保赤水 (1717~1801)

 江戸時代の地理学者、儒学者常陸国多賀郡赤浜村(現茨城県高萩市)生まれ。俗名は源五兵衛。農民の出だが、若くから漢学や儒学を学び、特に地理学に必要な天文学は小池友賢(渋川春海の門下)に学ぶ。1768年に「改製日本分里図」完成。1775年に「新刻日本輿地路程全図」、1779年に「改正日本輿地路程全図」を完成させた。

長久保赤水像>

場所:JR高萩駅西口(茨城県高萩市高萩1928)

竣工:2012年11月

像高:

作者:能島征二

撮影時:2025年10月19日

説明:伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」とともに江戸期の日本全図であるが、伊能図が国家機密とされたのに対し、長久保図は印刷物として流通し、江戸末期まで実用された。資料館で模写図を見たが、なかなか精巧で、もっと知られても良いと感じた。

 

〇松村任三 (1856~1928)

 明治期の植物学者。常陸国多賀郡下手綱村(現茨城県高萩市)生まれ。常陸松岡藩の家老の家に生まれる。大学南校(のちの東京開成学校)に入る。同校退学後、東京帝国大学小石川植物園に勤め、東京帝国大学生物学科の助教授となる。その後東京帝国大学理学部植物学科教授となり、東京帝国大学理学部附属植物園の初代園長となる。

<松村任三像>

場所:高萩市歴史民俗資料館(茨城県高萩市高橋8-1)

竣工:

像高:

作者:朝倉文夫

撮影時:2025年10月19日

説明:「ソメイヨシノ」などの学名をつけた(学名は「プルヌス・エドエンシス・マツムラ」)り、近代植物学の基礎を作った。この像は高萩市の指定文化財に指定されている。

 

〇大高康 (1899~1969)

 大正・昭和期の実業家、政治家。茨城県多賀郡松原町(現茨城県高萩市)生まれ。衆議院議員(4期)。高萩町長、茨城県議会議員、県議会議長を歴任する。高萩林材社長などを務めた。

<大高康像>

場所:高萩市立図書館前(茨城県高萩市高橋8-1)

竣工:1984年 6月

像高:

作者:立体写真像株式会社(成岡勇夫)

撮影時:2025年10月19日

説明:図書館の道路反対側の敷地内に立つ。

 

〇鈴木一司(すずきいちじ) (1897~1997)

大正、昭和期の実業家、政治家。茨城県多賀郡松岡村(現茨城県高萩市)生まれ。水戸中学から青森畜産学校を経て、獣医師となる。地域の畜産に尽力し、高萩馬を高萩牛に転換させ、黒毛和牛を育てさせた。高萩町会議員から茨城県儀会議員(5期)、県議会議長、参議院議員(1期)を歴任した。茨城県畜産農業協同組合連合会長なども務めた。

<鈴木一司像>

場所:(茨城県高萩市本町2-223)

竣工:1972年11月

像高:

作者:立体写真像株式会社(成岡勇夫)

撮影時:2025年10月19日

説明:100歳まで生きたので、像は寿像であった。普通の住宅地の中にぽつんと立っている。脇には「多賀畜産記念之碑」も立っている。

 

〇安東勝義 (?~?)

実業家。安東木材(株)の創設者。

<安東勝義像>

場所:あいばるホール高萩会館前(茨城県高萩市本町3-110)

竣工:1969年5月

像高:

作者:般若純一郎

撮影時:2025年10月19日

説明:民家の庭先なのだが、今は住んでいない模様。平屋だがなかなか瀟洒な感じの家であった。調べると安東材木(株)の法人所在地であった