№3 銅像の写真が撮れない(1)
駅にある銅像は、結構な目印となるので待ち合わせ場所に使われるケースが多い。なので、せっかくの銅像なのに、遠くからそのために来ているのに、待ち合わせの人が退いてくれなくて、写真の撮れないことが多い。中には気を利かせてくれる人がいないわけではないが、カメラなど向けると(本当は銅像を撮っているのに、自分に向けられていると勘違いされて)睨まれることも多々。
また待ち合わせではなくても、銅像の台座付近はちょうど腰掛けるのにいい高さであることが多く、所在無げに座っている人も多い。東京のJR総武線の小岩駅の栃錦像はそうだった。また三重県の近鉄大阪線の名張駅の江戸川乱歩像などは下校時の女子高生のたまり場となっていて、写真を撮るのに苦労した。
結局、人がいなくなるまで待つか、周りを一回りして時間をつぶすか、対策は少ない。「写真を撮るので退いてくれませんか?」と言いたいけど…。