高知県その他の人々(4)
〇田中光顕 (1843<天保14>年~1939<昭和14>年)
土佐藩の武士、官僚・政治家。土佐国高岡郡佐川村(現高岡郡佐川町)生まれ。江戸時代は、当初尊王攘夷運動にやがて中岡慎太郎に従って行動する。維新後は政府の官僚として活動し、貴族院議員、宮内大臣を歴任。引退後は維新烈士の顕彰に尽力し、桂浜の坂本龍馬像の建造にも関わった。
<田中光顕>
場所: 高知県高岡郡佐川町甲1453-1(佐川町立青山文庫)
竣工:
作者:
像高:
撮影時:2012年1月8日
説明:青山文庫は、田中光顕が収集した志士の書状や画などの遺墨コレクションを中心に、坂本龍馬・中岡慎太郎(田中は2人が襲撃された後、現場に駆け付けて中岡に敬意を聞いた)・武市瑞山などの維新関係資料が収蔵されている施設。そこにこの像は座っている。
〇伊東象岳
不明。清滝寺の住職で、勲章をもらった時に造られた模様。
竣工:
作者:
像高:
撮影時:2012年1月8日
説明:清滝寺は、四国88箇所霊場巡礼の第35番札所。けっこう山深いところにあり、クルマで上がるのに苦労しました。
〇塩見俊二 (1907<明治40>年~1980<昭和55>年)
高知県戸波村(現土佐市)出身。官僚(台湾・大蔵省)、政治家(参議院議員)。自治大臣、厚生大臣を歴任した。
<塩見俊二>1
場所: 高知市小津町6-4(塩見記念青少年プラザ)
竣工:1990<平成2>年11月
作者:
像高:
撮影時:2012年1月8日
説明:銅像として珍しく、イスに深く座った姿。膝の上に広げた本には「愛をもちて理想を成す」と刻まれている。左手にはコップを持つが、無類に好きだった酒が入っているか?高知小津高校前の塩見記念青少年プラザは、塩見が私費で開設した「塩見文庫」が前身。塩見の本は現在、オーテピア高知図書館に収蔵。彼は青少年育成のために高知県と土佐市に巨額の資金を贈ったそうだ。
<塩見俊二>2
竣工:1993<平成5>年11月
作者:
像高:
撮影時:2012年1月8日
説明:他の銅像愛好家の写真を見ても、私の写真でも背後には木が茂っていたが、Googleマップを見ると、周りにほとんど木は無くなっており、公園の奥には土佐市市民図書館がある。
〇中平貫三郎
不明。
<中平貫三郎>
竣工:
作者:
像高:
撮影時:2012年1月8日
説明:石像で、ひびが入り、傷みが激しかったのですが、Googleマップを見ると修理されて(新しく?)いますね。
〇田原春吉
土佐市議会議員。仁淀川の分水や改修運動に功績のあった人らしい。詳細は不明。
<田原春吉>
竣工:1963<昭和38>年11月
作者:
像高:
撮影時:2012年1月8日
説明:高岡第一小学校の反対側の、鎌田井筋分流?を挟んだ工場の合間に立つ神社にいる。