銅像ハンターtaguttiの銅像ハンティング記

銅像好きがこじれてよじれて20年以上。日本中の銅像ハンティングは続きます…

銅像情報 その9

ちょっと遠い鹿児島から 2つ

 

①山本実彦像 完成する

 薩摩川内市出身のジャーナリスト、実業家も山本実彦の銅像が5月17日、出身の薩摩川内市の太平橋右岸の上流側に立てられる。氏は大正、昭和期の出版界を主導し「改造社」を経営、多くの作品を世に送るとともに、大正期にはいわゆる円本を出して、大ベストセラーとした。

 

鹿児島中央駅前の「若き薩摩の群像」を19体に

 JR鹿児島中央駅前の「若き薩摩の群像」は、幕末薩摩からイギリスへと留学をした人々がモチーフで、彫刻家中村晋也氏の力作だが、留学をしたのは19人。しかしこの銅像は17人である。その秘密は、そのうちの2人(堀孝之<長崎出身>と高見弥一<土佐出身>)が鹿児島出身ではないということで、中村氏に依頼されたときは17体だったそうだ。しかし2020年2月、森博幸鹿児島市長が2人の追加を依頼し、この度中村氏が原型を完成させたそうです。この秋には19体そろった「若き薩摩の群像」が完成するそうです。(5/22鹿児島放送の記事より)

先日、中村氏の個人美術館をおじゃましたのですが、「若き薩摩の群像」の原型を間近で見て感動しました。中村氏は現在、93歳。そのバイタリティには感服します。

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