〇大原一三 (1924~2005)
政治家。官僚。宮崎県東臼杵郡北方村(現宮崎県延岡市)生まれ。東大から大蔵省に入省、その後衆議院議員7期(無所属⇒新自由クラブ⇒自民党)。農林水産大臣(第1次橋本内閣)。
<大原一三像>
竣工:
像高:
作者:黒木英勝((有)昭和装飾金物(現装研)
撮影時:2022年3月28日
説明:この地は、大原氏が2004年~翌年にかけて約2000本の桜の苗木を寄贈したところ。撮影時、その桜は満開を過ぎていた。
略
<素戔嗚尊像>
竣工:おそらく2003年
像高:
作者:
撮影時:2022年3月28日
説明:FRP像。高千穂町の中心から北に外れた「岩戸地区」にあるが、この像はさらに外れた「天岩戸の湯」の手前、「民宿神楽の館」の駐車場のあたりにある。
〇天鈿女命(アメノウズメノミコト)
日本神話の女神。『古事記』では「天宇受賣命」。“岩戸隠れ”の伝説に登場する、芸能の女神であり、日本最古の踊り子。“岩戸隠れ”の伝説とは、天照大神が弟の素戔嗚尊の悪さに怒って天岩戸に隠れてしまい、世の中が暗闇になってしまった。その際に彼女がほとんど裸になってエロテックに踊り、八百万の神が大笑いした。その様子を不審に思った天照大神が、岩戸を少し開けたところ、天手力男命が、岩戸を引き開けた結果、世の中に灯りが戻った、という話。
<天鈿女命像>
場所:天岩戸神社東本宮(宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1)
竣工:
像高:
作者:
撮影時:2022年3月28日
説明:FRP像か?この像は、高千穂地区で舞われる「天岩戸神楽」の29番「鈿女」を表わしたものである。今回、二つの像しか撮っていないが、天岩戸五社(天岩戸神社・落立神社・鉾神社・二嶽神社・石神神社)には28番手力(石神神社)、31番舞開(落立神社)、18番八鉢(鉾神社)、26番芝引(二嶽神社)の像がある。
日本神話の主神の一人。太陽神であり、女神である。そして天皇家の皇祖神となる。
<天照大神像>
竣工:おそらく2003年
像高:
作者:
撮影時:2022年3月28日
説明:FRP像。なかなか美形の像である。天岩戸神社は、岩戸川をはさんで左右にあり、西本宮のほうが大きい。東本宮は、西から橋を渡り、数分行ったところ。西本宮から河原に降りた対岸に「天の岩戸」がある(東本宮の奥というか)。
日本神話に登場する神。『日本書紀』では、「天手力雄神」と表記される。「天岩戸神話」の際に、岩戸の脇に控え、天照大神が岩戸から顔をのぞかせた瞬間に、戸を押し開け、天照大神を引きずり出したという。ちなみに、この時に押し開けて放り投げてしまった岩戸の扉は、長野県の戸隠神社に落ちたとされる。
<天手力男神像>
竣工:
像高:
作者:
撮影時:2022年3月28日
説明:FRP像か?この像は、高千穂地区で舞われる「天岩戸神楽」の30番「戸取」の様子です。「天岩戸神楽」は、33番からなり、全部を舞うと16時間くらいかかるもの。起源は、天鈿女命の舞を伝えたものだとか。高千穂の村で舞われてきたようだ。
〇瓊瓊杵尊と大鉗(おおくわ)&小鉗(おくわ)
『日向国風土記逸文』にある話。天孫降臨の際、高千穂峰は真っ暗で、何も見えなかった。その際、瓊瓊杵尊が地元の豪族、大鉗&小鉗の言うとおりに、稲の穂を千本抜き出して手でもんで籾にし四方に蒔くと、たちまち天が晴れ日も月も輝きだした、言う話。どうも大鉗&小鉗はいわゆる「土蜘蛛」らしい。
<瓊瓊杵尊と大鉗&小鉗像>
竣工:
像高:
作者:ながさき墓石店(興梠光雪)
撮影時:2022年3月28日
説明:石像である。三人が向いているのは、高千穂の町(高千穂神社)の方。国見ケ丘は、神武天皇の孫、建磐龍命が九州統治の際に立ち寄り、国見をしたという場所。「雲海」の地として有名。